下の図はwikipediaより拝借したものですが、
参考にしてください…と
クライアントから八卦の図を頂戴しました。
今日は「易」の話。
六十四卦がどうのとか、統計学がどうのとか、
細かいことを言いだすとここでは収拾がつけられなくなるので、
今回の場合、家相に限って書きますと、
家相を単なる迷信と笑い飛ばす人もいれば、
科学的な根拠を証明した建築家の先生もいたり、
未だに気にしながら間取りを考える方が多いのも現実です。
技術が未熟な時代には、
住みよく失敗しない家を作るためのノウハウだった…と言う側面もあるから
古民家に家相盤を重ねてみても、
あまりに悪い古民家には出くわしたことはありませんが、
一部、家相の根拠になっていた事象を
科学や技術で解決出来た部分もあって、
また、昔と違って敷地の大きさや
集合住宅などのように建物による制約が多い現代においては、
守ることが難しくなっているのも現実です。
で、結果的には、
守ることで住みよさや快適性が著しく圧迫されるというケースでは、
守リ抜くことの正当性が感じられないケースもあり、
あまり気にし過ぎるのもちょっと違うかな…と思います。
でも、基本的には、守らないことが気になってしまう方は、
それで安心感が得られるわけですから、絶対に守るべきだと思っています。
要するに、バランスよく…ということでしょうか。
怒られちゃうかもしれませんが、
当たるも八卦、当たらぬも八卦ですからね。
とはいえ、そんなご希望があれば、
何よりも優先して…という訳にはいきませんが、
ちゃんとプランに落とし込むよう考えています。
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