去る6月15日、民泊新法が施行されました。
テレビニュースなどでも大きく報道されていましたから
ご存知の方も多いと思いますが、
正確には住宅宿泊事業法…というらしい。
急速に増加する民泊について、
安全面、衛生面の確保と周辺の近隣トラブル解消等を目的に、
旅行者の多様化に対する一定のルールを定めましょう…という法律です。
※写真と本文は関係ありません。
もっとくだいていうと、「ヤミ」民泊をなくして、
トラブルをなくし、安全性も向上させましょう…っていうことですかね。
私たちには、施設の安全面というところで大きく関わって来そうです。
あと、空き家・古民家の有効な利活用、といったところでも…。
この民泊新法に合わせたのか合わせたわけではないのか、
宿泊者が安心して施設を利用できるように…という意味で、
法律の整備とは別に私たちの団体において、
古民家鑑定士が専門の調査項目に基づき鑑定を実施する
「古民家宿泊鑑定」がスタートしています。
古民家宿泊鑑定では、 法律に適合している施設かをはじめ、
建物の安全性、 日本の伝統的な文化を伝える趣やデザイン性、
建物の維持管理および劣化状況、 快適に結びつく建物性能や設備について
調査を実施し改善点についてのアドバイスもおこないます。
宿泊施設として適合していると認められた場合は、 古民家宿泊鑑定適合マークが発行されます。
京都においては早速のお問合せを頂戴し、 先日、第一号の鑑定を済ませてきました。
いままでとは違った展開がありそうです…。
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