古民家改修の現場。
壁が少ない伝統工法の建物は地震時にどうしても揺れが大きくなる。
もともと揺れる構造だから、
揺れに対する許容量は在来工法のそれに比べると倍ぐらいの能力があるが、
揺れが大きければ大きいほど損傷が大きくなるのは、
在来工法も伝統工法も同じ。
だから、その揺れを少しでも抑え込んだ方が地震での損傷が小さくなる。
…ということで今回は、
その揺れを抑え込む方法として制震ダンパーの力を借りることにした。
…で、 ↑ は取付途中の写真。
道順も結果も一通りだった時代と違って、
今はいろんな選択肢が選べる時代。
だからこそ、どう補強するか?…という考え方が重要。
考え方がぶれなければ、道順はどうであれほぼ同じ結果にたどり着く。
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