新年あけましておめでとうございます。
今年も地元の不動尊へのお参りからのスタートです。
私の場合、父親が元日から仕事だったもので、
子供のころから初詣に行く習慣もないままに育ち、
初詣に行くようになったのは、大人になってから。
今でも、特に元日に行く必要もないだろう…と、
本日の初詣となりました。
また、今年は息子がおみくじを引きたい…ということで引きに行きましたが、
私自身は、記憶の中ではほとんどおみくじを引いた記憶がないので、
おそらく40年ぐらいは引いていないような気がします。
だからと言って神様をないがしろにしている訳ではなく、
ちゃんと月のお参りにも行ける時には行ってますので、
それなりにちゃんと手を合わせて感謝申し上げてるつもりです。
さて、今年ですが、
正月にテレビを見てて、
某建築家の話の中で、
心を通じ合わせるための空間…だったかな、
そんな話をしていました。
メールやメッセージ、ラインなど、会話に関してはたくさんの手軽な手段があり、
たくさんの会話が交わされてはいるのですが、
面と向かっての心の交流に欠けていると感じる昨今。
私が昨年お手伝いさせて戴いた案件でも、
結局そこに結びつくものがいくつかあって、
いままでそういう見方をしてこなかっただけで、
元来、建築の存在意義の根底のあった一つ理由に
クローズアップしなければならなくなった、
とまでは言わないけれど、
そろそろ敢えて言うべき時期に来た…そんな感じになのかもしれません。
いままでは、当たり前だったものが当たり前でなくなり、
普通にあったものを、意識しなければならない時代に入ってきたことは明らか。
まあ、それが文化、文明、社会構造の新陳代謝の一部なのかもしれませんが、
決して欠いてはならないものが欠け始めた時には、
益々その意識を強める必要があり、
それがいま、
面と向かってのcommunication=心を通じ合わせるための空間
という部分だと…と改めて感じています。
私になにができるのか、具体的にどう…というところまではすぐには思いつきませんが、
そういう意識を頭の片隅において、今年も地道に頑張りたいと思います。
本年もよろしくお願い申しあげます。
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