京都府城陽市で伝統耐震診断。
この診断は、今ある状態に機械を置いて測定するので、施工中でも施工後でも診断できます。
そして今回は、そのメリットを活用した補強工事後の診断。
実は、施工中の診断は2回目。最初の診断を含めると3回目。
耐震補強は、耐力壁と制震ダンパーを入れ、
2回目の診断はそのダンパーが取り付いた頃に試みた。
その時は、既存の土壁は残っていましたが、
さすがに耐力要素が少なく、見た目にもフラフラの状態だったので、
見た目通りのフラフラの測定結果でした ↓ 。
そして今回は、
耐力要素が取り付いた状態だけど、仕上げまだ…という状態。
2階の床も貼られているので、この水平構面もかなり効いてくるはず。
そしてこれは、2回目の診断後に細かく、
このぐらいの状態になったら最終の診断をしましょう…と言っていた工程通りの状態。
2回目の診断が、
フラフラの状態だからフラフラの結果だった…とわかってはいても、
やっぱりそんな結果を見てしまうと、
今回もそんなに数値が出ないのではないかと心配にもなり、
まして、私が細かく指定した工程での診断という、
言い訳の出来ない状況の緊張感に包まれ、
時々湧き上がるネガティブな気持ちを抑えながらの診断となりました。
そして結果は…
想定通り!
正直、ホッ!としました。
いつもはなんらかのトラブルも起こり得る状況なのに、
この日は何のトラブルもなく順調そのもの。
こんな診断はなかなかなく、
かなり気分のいい診断となりました。
コメントをお書きください