松山へ出張。
今回の松山行きは盛り沢山。
まずは、朝一の飛行機で松山へ。
すぐに空港で図面の打ち合わせ。
内容的には図面の進捗と変更部分のご説明。
その後、現代数寄屋のお宅を拝見に向う。
(たぶん、加倉井昭雄氏の設計)
現代数寄屋、関東間など、
お茶をやるにはすこし違った環境をものともせずにそれを使いこなし、
そして、築年数を全く感じさせない丁寧な住まい方に感服致しました。
いろいろとお話しをお聞きしていても、
設計者冥利に尽きる…そんな言葉が思い浮かぶ、
素敵な住まい手とそのお宅でした。
続いて山に向かい、庭に使う石と炭焼きの窯出しを見学。
消えていたかのような火が、
釜の前を開けることによって、息を吹き返しました。
その火を消しながらの窯出し作業。
大変な作業です。
↑ こんな感じの菊炭が奥の方から出て来ました。
炭と石を見ながら、
庭師さんといろんなイメージの共有。
…などなど、
長い一日をを終えて、夕食 ↓ の一部。
コロナウイルスの影響で、今はどこの宿泊施設も予約しやすくなっているようですが、
予約がブッキングしていたのか、たまたま開いてたから使わしてくれたのか、
部屋は最上階のツインルームに変更に。
以前勤めていた事務所で設計・監理を担当していた旅館では、
客が少ないときには使用フロアを限定して、他の階の照明は一定時間以降は消灯していました。
昨日のホテルは宿泊客がそんなに少なかった…のかどうかは分かりませんが、
一人二人のために1フロアを使用するよりは、
その一人二人を、使用しているフロアの空き室に振り替える方がいろんな意味で合理的なのは確かなので、
そんな理由で振り替えられたのでしょう。
客はグレードがあがる分には文句を言いませんからね。
でも結局、部屋が広くなったところで使い道もなく、
一つ目のベッドより奥には足を踏み入れることもありませんでした。
一夜明けて朝。
突然、
私が足を踏み入れてないゾーンにあった目覚まし時計が、
鳴り始めました。
以前の宿泊客のセッティングのまま鳴り始めたようです。
起きていたからいいけど、びっくりしました。
そして、この日は工務店さんともイメージの共有。
まずは、なかなか手強い!
…というところに気持ちをシフトして戴いた、という感じですかね。
図面を進めながら、
いろんな職種の方ともイメージが共有できると、
土台から徐々に固まってくるような安心感が得られます。
ボンバルディアにも慣れて来ました。
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