久しぶりに、小林一三記念館。
「お茶室の修復工事を行っております。」
……と、入口やら受付に張り紙がしてあったので、
受付でお茶室の見学できますか?……と聞いたら、
他の施設から案内役を呼ばないといけないとかなんとか、
受付特有のアクリ板を挟んだ、チケットとお金を交換するためだけのあの小さな開口越しの会話なので、よく聞こえない。
他の施設と言っても、すぐ近くなので、すぐ読んでくれるのかな?と思ったら。
前もって連絡戴かない云々と……いう声が聞こえた気がしたので、
茶室が見れればそれでOKなんですけど……と聞くと、
どこも戸は開けているので、
畳の上に上がるのはダメだけど、中は見れる…とのこと。
「それで十分です。」
というと、向こうも担当者を呼ばなくてよくなったからか、
ほっとした様子。
まずは、即庵。
三畳台目向切と椅子席が混在した特徴的な珍しい茶室。
床脇の地板の下に炉が隠れています。
縁部分の天井は葭の詰め打ち。
とにかく、明るい。
一番外側の雨戸の敷居は、
躙り口みたいに挟み敷居になっていた。
外観と扁額。
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