真珠菴をあとにし時計を見ると、
ひょっとするとまだ拝観しているところがあるかもしれない…という時間。
慌てて調べると、黄梅院い間に合うよう。
あそこは、雰囲気が数寄屋で、好きなんですよね。
…で、ちょうど歩き始めた方向だし、向かう。
間に合いました。
そして、紅葉がきれいでした。
門の附近は、見学後の外国人の方々でいっぱいで写真が撮れませんでした。
…が、門の中はこんな感じ。
順路の方に折れ曲がった先に受付があり、
やっぱり撮影禁止の札が…。
詳しく聞いてみたら、
受付まではいくらでも撮って戴いていいけど、
ここから先はダメって言われているので…と。
だからっていう意味ではないけど、
受付までの写真を載せておきますね。
↑ の鐘楼は加藤清正の寄進によるものだそうです。
ここの庭と数寄屋の建物の外観を堪能した後、庫裡へ。
この作仏庭というお庭は、
向うの火燈窓からかがんで覗くと船着き場につく舟のようですよ…と、
ガイドの方に教えられて、向う側に言ったときに覗いてみたら、
向う側の大きな石が船の舳先のように見えて、
なるほど、そういわれてみれば…と。
で、ここの目的は、
庫裡に至るまでの数寄屋っぽいお庭と建物と
紹鷗好みといわれている昨夢軒というお茶室 ↓ 。
ここも見学は、正面の障子の向こうから。
覗き込んで、見返してようやく床の間が見れる感じ。
実際は、フラッシュがないのでもっと暗く、
お茶室としてはいい感じなんですが、
三方の濃灰色(かな?)の襖に白い助炭が浮かび上がる景色は、
特に何も感じることもなく見学終了。
まぁ、ここの見るべきところは、このお茶室に至るまでのお庭ですね。
お茶室の紹鷗好み…というのもどうなのか、難しいところでしょうしね。
お庭の絵葉書は買わなかったので、写真はありません。
昨夢軒は見学順路の最後の方になるんですが、
その前に「呈茶」の文字が見え、
少し疲れた感もあったので戴くことに。
どんなお菓子が出てくるのかと思ったら、阿闍梨餅。
まあ、おいしいもんね。
ありがとうございました。
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